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オフェンスのフィロソフィー改革
ブレーブスがオフェンスのコンセプトをどのように変えようとしているのかについて書きました。

ひとことで言うと、

ねちねちセンター返し、か。


新ヒッティングコーチの K. サイツァーはコンタクト重視の、日本風に言えばミートを重視する考え方をします。彼の考え方のルーツはロイヤルズのG.ブレットにあると言います。ボクはブレットの現役時代を知らないんですが、ブレットは打席でねちっこくくらいついて、フィールド全方向へ打球をスプレイするヒッターだったそう。サイツァーはブレットとともにプレーし、また指導に当たりながら、彼のヒッティングのコンセプトを確立した模様です。

サイツァーの指導法は、「打席でしぶとく食らいついて、打者有利のカウントを作り、ねちっこくコンタクトしてセンター返しもしくは反対方向へ打球を飛ばす」というもの。

サイツァーは打者に、引っ張りの誘惑に勝ち、センター返しもしくは反対方向へ打球を飛ばすように指導します。

これは去年までのブレーブスオフェンスとは全然違うものです。去年までの一発か三振かのオフェンスを返上し、コンタクト率の低さに反省があります。

代わって求められるのは、コンタクト能力、on-baseスキル、打席でカウントをつくる能力等々。

まず最初にサイツァーの起用があり、次にマケイキスの契約が来て、カヤスポの契約が来ててその傾向がはっきりしました。

マケイキスのストライクゾーン内の球に対するコンタクト率は2014年が94.7%(ML11位)。キャリア通算で92%(毎年ML20位以内に入るレベル)。トータルのコンタクト率は2014年が4位。打席に占める四球率は通算で9.3%。

カヤスポのゾーン内コンタクト率は2014年が94.4%(規定打席に達していればML15位)。実はキャリア通算で94%であり、現役野手中上位に入るゾーンコンタクト率を誇っている。トータルコンタクト率は2014年が9位。キャリア通算の四球率は8.7%。わお、カヤスポは球を見極められてカウントを作れる打者としては現役上位のヒッターだったわけか。

オフシーズン序盤にこの2人を契約したことで、アトランタがオフェンスのフィロソフィーを本気で改革しようとしていることが見て取れました。

なにしろ2014年のゾーン内コンタクト率がチーム全体で29位の83.9%(最下位はHOU)。空振りストライク率ではワーストの11.4%だったわけですから。

その後に獲得した野手もこうしたプロファイルに当てはまる打者が多いです。J. Peterson や D. Toscano なんかもそういうタイプ。

入れ替わったポジション毎に比較しても、

2104
C : Gattis (ゾーン内コンタクト率82%, トータルコンタクト率73%)
2B : La Stella (87%, 85%)
LF : JUp (80%, 73%)
RF : Heyward (89%, 82%)

2015
C : Beth (87%, 69%) *打席数少ない
2B : Callaspo (94%, 90%)
LF : Gomes (88%, 78%)
LF : Almonte (88%, 81%) *打席数少ない
RF : Markakis (95%, 91%)

コンタクト能力がほぼ全部向上になっています。

新しいフィロソフィーへのシフトは、あるいは去年8月にアスレティックスがATLに遠征に来たときに、なにがしかのヒントを得たのかもしれません。

当時OAKのB. モスの談話からもオークランドの考え方の一端が窺われます。オークランドでは打席でしぶとくくらいつくこと、的確なコンタクトをすることが指導されています。パワーヒッターもそうでない打者も、良い打席を持つ(good at-bats)という考え方に重きが置かれている。打席でしぶとく打者有利のカウントをつくり、くらいついてコンタクトする事。そういうバッティングができれば、パワーや得点は後からついてくる,、そういう考え方が強調されています。

ここでとても面白いのは、オークランドは毎年HRが非常に多いチームである、ということですね。一般的にはコンタクト(ミート)を強調すれば、パワーは犠牲になると考えられがちです。がしかし、ストライクゾーンを理解し、打席でカウントを作り、的確なコンタクトをする、そしてセンター返しか反対方向への打球を心がける、そういうバッティングはパワーの犠牲を必ずしも意味しない。むしろ良い結果が返ってくることが多い。そういう考え方がされています。

日本の野球にも同じような考え方がありますね。”HRはヒットの延長線”、”センター返しのバッティングをしていれば長打はあとからついてくる”といった言葉は似通った考え方だと思います。

ただ、ひとつ飲み込まなければならないのは、併殺が多くなるということですね。インプレイの打球が多くなるわけので併殺確率は高くなってしまう。例えばロイヤルズは、スピードとディフェンスとのML1位のコンタクト率で勝ち上がったチームでしたが、併殺はリーグ5位でした。ここはちょっと我慢しなきゃならないですね。

ブレーブスはゾーン内コンタクト率がML最下層だったことに対する反省がある、その反省があって新しいオフェンスのフィロソフィーにシフトしようとしています。

このシフトが標語倒れに終わるのか、良い成果を出すのか、成果を出すならどの程度なのか。それを見守るのが今シーズンの大きなの見どころのひとつになると思います。
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ブレーブス | 18:46:15 | トラックバック(0) | コメント(0)
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